あの人影は・・・

夏休み企画第2段

 

怖い話です。 僕も怖い話はよく見る方で

夜に見ると寝れなくなる時もあります。

 

 

 初めに

それよりも、暑さなどで体調の変化もあるのであるので夏風邪には気をつけましょう。

 僕はただ今ダウン中です。  

 余談はこのぐらいにして本編スタート

 

 本編

あれは去年の夏、ちょうど今頃だった。

夏休みの最中で、親も共働きの毎日が快適に過ごして、遊べるような夢のような日々だった。ただ、家は田舎に住んでたため、特に何もないところで車で3〜40分行った所に唯一コンビニに近いお店があるような場所で本当に何も無かった。  遊ぶとしても家の中での、ゲームをしたり、高校野球の試合を見ることだけだった。

夏休みも2、3日経って、朝早くに朝食、親を見送って、すぐにゲーム、飽きた頃に、高校野球を見て、夜にはきっちりと勉強。

親には、規則正しく夏休みを過ごすことを条件に多少好き勝手して遊ぶことが出来た。

その日は、両親二人が早く出かけるため、起きた頃には物音もせずに静まりかえっていた。

冷蔵庫にある牛乳を取り、コーンフレークを入れたお皿に牛乳をかけて、一気に食べ、容器も片付けに、ゲーム機の電源を入れた。

すこし盛り上がって来たところで『ドーン』って上から大きく音がなった。

(ヤバァ、親父寝過ごして今用意でもしてるか)慌てて、ゲーム機の電源を切り、ゲームからテレビにチャンネルを変えて、すこしテレビを見ることにした。

数分経っても、物音一つしないまま、家の中ではテレビの声だけが響いた。

首を傾げながら、2階に見に行っても誰の姿もなく、なんだったのだろうと考えながら、階段を下りかけたら、また『ドーン、ドーン』と2回音が鳴った。

身体の震えで、しばらく階段から動けなくなった。

1分ほどして、身体の震えは収まり、代わりにびっしょりと全身汗をかいていた。  2階には戻らずに一段降りようとすると背後から気配のようなものを感じ、ゆっくりと振り返ろうとすると黒い影が『スーっと』動くのが見えた。その影は、あまり使われてない部屋の中消えるようだった。

その部屋を恐る恐る開けると「ニャー」と言う声でウチで飼ってる猫が飛び乗って来た。普段は中々なつきもしないにこの時は、何かを知らせるように飛び乗って来たのだと思う。

後で両親に確認してみるとその部屋は昔、祖父が使っていた部屋だったそうです。